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四国八十八ヶ所札所の写真や納経、地図などを掲載

空と海(独遊庵)

歴史と旅を求めて

第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺detail

るりざん しんぷくいん いどじ  徳島県徳島市国府町

 もともとは瑠璃山妙照寺といい、末寺十二坊を持つ大規模な寺院であった。
本尊の七仏薬師如来は聖徳太子の作といわれている。
弘仁 6年(815)にこの地を訪れた弘法大師は、この本尊を是非にと拝み、その際、身の丈8尺余り(約190p)の十一面観世音菩薩や十二神将、四天王、薬師如来の脇侍の日光菩薩と月光菩薩を刻んで安置した。
この十一面観世音菩薩は榧の木の一木一体造りで、国の重要文化財。
寺はその後、南北朝の時代に細川頼之の戦乱で焼失。
頼之の息子が再建したものの、 天正の兵火でまたも焼失。
そして、慶応年間(1 865〜1868)に蜂須賀公の援助を受けて再興を果たした。
創建年: (伝)白鳳2年(673年)
宗派: 真言宗善通寺派
寺格: 別格本山
山号: 瑠璃山
本尊: 七仏薬師如来
開基:天武天皇
札所等: 四国八十八箇所第17番; 阿波西国三十三観音霊場(東部)第33番
院号: 真福院

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第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺 第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺 第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺 徳島駅 スマイルホテル徳島
第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺
 2度の火災の後、慶応年間に再興されたものの、本堂は昭和43年(1968)にも不慮の火災にて中央本尊を残して焼失してしまった。しかし、その3年後に鉄筋コンクリート造りで再建された。
 内部には坐像の薬師瑠璃光如来を中心に、日光菩薩、月光菩薩、四天王、十二神将を安置している。ガラスや仕切り戸越しにしか拝観できない寺が多い中、すぐ間近で拝観することができる。
 また、寺名の由来となった面影の井戸は、水不足に苦労していた村人を哀れんで、大師が一夜にして掘ったと伝えられている。

大門
四国霊場には珍しく、朱塗りの鮮やかな門が参拝者を迎えてくれる。
この武家造りの大きな門は、蜂須賀公が大谷別邸の門を移築、寄進したもの。現在の門は近年になって当時を再現して建てられた二代目だ。
四国最大級といわれる仁王像が両側にたち、裏側には大きなわらじが飾られている。
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