元々は行基が厄除のために建立した、大日山福生院密厳寺という女人禁制の寺であった。
その後100年余りを経て、弘法大師が滞在して修行をしている時、大師の母君である玉依御前(たまよりごぜん)が訪ねて来られた。
しか し、この山は女人禁制であったため、大師はひと七日(一週間)滝に打たれ修行をし、女人解禁の秘法を修められた。
そうして大師はやっと母君を迎え入れ、この寺で孝行を尽くしたといわれている。
赤い欄干の橋の下に植えられているびらん樹は、この時大師が修行をした場所を示している。
また、大師の母君はこの寺で髪の毛を剃って出家した。その髪の毛は剃髪所に納められている。
宗派: 高野山真言宗
本尊:薬師如来
開基:行基
創建:天平年間(729?749)
山号: 母養山大日山(旧称)
札所等: 四国八十八箇所18番
院号: 宝樹院(寶樹院、寳樹院); pカ院(旧称)
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| 参道を進むと樹齢約300年の大イチョウや、樹齢約350年のソテツなど立派な木々が生い茂る境内へとたどり着く。 納経所では、四国霊場の中で唯一、恩山寺だけに伝わる「摺袈裟(すりげさ)」が人気である。別名「袈裟曼荼羅」とも呼ばれる珍しいお守りで、所持すれば滅罪生善(悪いことを良いことに変える)の功徳があるという。 また、大師堂には大師が自らの像を彫刻されたものを本尊として安置。人々に福が訪れ、厄難を免れ、詣った者のいかなる罪も消えるように、と祈願しながら彫られたという大師像だ。 |
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