いっかざん びるしゃないん ぶつもくじ 愛媛県宇和島市三間町
本尊が大日如来であることに由来し、地元の人から「大日さま」と親しまれている。
大同2年(807)、弘法大師が四国を巡錫中にこの地で牛を引いて歩く一人の老人に出会った。
老人に誘われるままに、牛の背中に乗って行くと、楠の梢で光を放つ宝珠を見つけた。それは、大師が唐の国から帰る際に、「有縁の地が選ばれるように」と、三鈷杵とともに東方へ投げた宝珠だった。
大師はこの地が霊地であると感得し、楠で大日如来を彫り、その眉間に宝珠を埋め、これを本尊として一寺を建立した。
寺の起こりから、牛馬家畜の守り本尊としても信仰を集めている。
宗派:真言宗御室派
本尊:大日如来(伝弘法大師作)
開基:弘法大師
創建:大同2年(807)
札所等: 四国八十八箇所42番; 南予七福神霊場 第4番(大黒天)
院号: 毘盧舎那院
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本堂

大師堂


聖徳太子堂
茅葺き屋根の鐘楼

仁王門をくぐり石段を上ると、右側には珍しい茅葺き屋根の鐘楼がある。
納経所は左側の石段を上ったところにあり、その奥に本堂と大師堂が並ぶ。
本堂は、享保13年(1728)に吉田藩主・伊達若狭守によって建立されたと伝えられている。本堂の大日如来坐像、大師堂の弘法大師坐像ともに県指定文化財。
弘法大師坐像は、檜の寄木造りで、正和4年(1315)の銘が入っており、胎内銘入りの弘法大師像としては日本最古ではないかといわれている。
「南予七福神」の一寺でもあり、境内には七福神の石像が祀られている。
鐘楼
仏木寺の境内でひときわ目を引くのが茅葺き屋根の鐘楼。
これは四国霊場のなかでここだけという珍しいものだ。
元禄年間(1688~1704)に再建されたといわれており、300年以上もの歴史を誇っている。のどかな山里の景色と茅葺き屋根の風情が相まって実に情緒豊かだ。屋根は幾度も葺き替えられている。
歩きコース


龍光寺からの遍路道


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| 41番龍光寺へ2.6㎞ |
42番仏木寺 |
43番明石寺へ10.6㎞ |