平安時代初期、善通寺と曼荼羅寺の間に寺を建立しようと霊地を探していた弘法大師は、 甲山の麓で一人の翁に出会った。
翁は「私は昔からこの地に住み、人々に仏の教えを広め、 人々に幸福と利益を与えてきた聖者である」と言い、この地で寺を建立するよう告げたという。
大師はすぐに毘沙門天像を彫り、山の岩窟に安置した。
その後、巨大なため池である満濃池が決壊。 大師は朝廷から満濃池造りの別当に任命され、工事を指揮し、わずか3ヶ月で完成させたという。
朝廷から報奨金を賜った大師は、工事の無事を祈願して刻んだ薬師如来を本尊として堂宇を建立、寺号を甲山寺とした。
宗派: 真言宗善通寺派
本尊:薬師如来(伝弘法大師作)
開基:弘法大師
創建:平安時代初期
山号: 医王山
札所等: 四国八十八箇所74番
院号: 多宝院
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山門
本堂
大師堂

毘沙門天
出釈迦寺からの遍路道風景
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