海抜約300mの作礼山(されいざん)の山上にあり、「おされさん」の愛称で親しまれている。
天智天皇(626~672)の勅願により国主・越智守興が堂宇を建立。
海からあがった竜女が彫り上げたという千手観世音菩薩が本尊。
竜女は竜登川を伝って作礼山にやってきたが、一刀刻むごとに三度礼拝していた。作礼山の名は、このエピソードに由来している。
養老2年(718)までは、阿坊仙人が読経三昧の日々を送り、諸堂を整えた。平安時代には弘法大師が巡錫、荒廃した寺を再興して寺運を盛り上げた。
山号: 作礼山
宗派:高野山真言宗
本尊:千手観世音菩薩
開基:越智守興
創建:七世紀後半
札所等: 四国八十八箇所58番
院号: 千光院
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| 境内には、宥蓮上人を供養する五輪塔が建立されている。また、水神さんをお祀りした放生池のそばには真新しい山門があり、これは子息の菩提を弔うために、ある夫婦が建立したもの。 昭和22年(1947)の山火事で全堂が灰になったが、本堂は昭和28年(1953)に再建された、二層屋根の堂々とした建物である。 本堂裏にある西浄は、身体障害者用のトイレを備えた立派なもの。境内からは今治市街や瀬戸内海の多島美が一望できる。山門からの歩き参道は、シャクナゲや紅葉など、四季折々の自然が目を楽しませてくれる。裏山には西国三十三所の観音石仏が点在している。 千体地蔵 本堂脇に並ぶのは、昭和の中頃から数多くの人たちが願を掛けて設置してきたというお地蔵様。 大切な人の供養のためだったり、先祖供養のためだったりと、その理由は様々だ。 お地蔵様は、一つひとつ表情や形が違っている。中央には、それらを見守るかのように弘法大師像が祀られている。 |
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